ホール・ベリー・ファーメンテーション

英:whole berry fermentation
仏:fermentation en grappe entiere

ホール・ベリー・ファーメンテーションとは、赤ワインの製造工程において除梗後に果粒を破砕しないまま発酵を行う技術を指します。こうすることで果実味あふれるフルーティなワインへと仕上がるという特徴があります。
また破砕しない全ての葡萄を発酵させることもあれば、一部の葡萄だけ破砕せずに発酵させることもあります。
ホール・ベリー・ファーメンテーションの始まりは、1990年代のフランス・ボルドー地方サンテミリオン地区でこの技術を用いたワインが造られたことから始まり、現在はドイツやスペイン、アメリカなど世界各地でこの技術が用いられています。
 

 

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