英:unripe
仏:immature
未熟とは、果実に含まれる総有機酸量が高いのに対し、糖類の蓄積が不十分な状態や、フェノール化合物の成熟が足らず、青臭い風味がある状態を指します。
補糖によりアルコール度数はある程度補うことができます。
ボルドーなどでは、若いワインは青臭い風味があるのが特徴などで、熟成させてから飲むものだと誤解されていました。
近年は葡萄の成熟の指標として、総酸や糖類だけでなく、風味(フェノール化合物)を加える生産者が増えており、種子が緑色から茶色に変色するのを目安としていることもあります。