英:texture
仏:testure du vin
質感とは、ワインのなめらかさを表す表現で、テイスティング用語として頻繁に用いられます。
1980年代ごろまでワイン醸造の技術的な問題から、若い赤ワインには渋みや苦み、そしてざらつくような質感があり、熟成によりなめらかさを表してきました。
アメリカのワイン市場の拡大により、若いワインでもなめらかさが求められるようになり、1990年代にミクロオキシジェナシオンなどの技術的な進歩もあり、テイスティング用語といしてもよく聞かれるようになってきました。