シュペトレーゼ

独:spatlese

シュペトレーゼとは、ドイツやオーストリアにおける最上位の階級であるプレディカーツワインに含まれる称号の一つで、ドイツ語の「遅摘み」を語源としてます。
規定アルコール度7%以上で、原料となる葡萄品種の収穫解禁日から7日目以降に収穫されることを義務付けられており、一般的にカビネットよりも一段エクスレ度が高い中甘口に仕上げられて出荷されます。しかし、甘口のワインのみでなく辛口のワインもあり、そのような辛口のワインにはシュペトレーゼ・トロッケンと表記しなければなりません。
1775年にショロス・ヨハニスベルク城に対して、フルダの大修道院長からの葡萄の収穫許可を伝える伝令の到着が遅延して、そのため偶然に「遅摘み」となった葡萄から製造されたワインが美味しくなったことがあり、このことがシュペトレーゼの起源とされています。
 

 

 

 

 

 

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