英:reserve wine
仏:vin de reserve
リザーヴワインとは、ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ(ノン・ヴィンテージの記述も含まれます)の製造における風味に独自のスタイルや深みをもたらす目的でブレンドされる原酒を指します。
一般的なリザーヴワインは良作年に造られたワインを数年間熟成させたもので、独自のスタイルを表現するために葡萄や熟成期間だけでなく、ステンレスタンクか樽かなどといった熟成容器の選択など、様々な工夫がリザーヴワインの製造にはなされています。
大手製造会社の場合は一般的に2~3年間熟成させたものを1~2割ほどブレンドしています。
例えばクリュッグ社のような品質志向が強い製造会社の場合は、年間の出荷量の5倍のワインを備蓄しているところもあります。