英:powdery mildew
仏:oidium
ウドン粉病とは、植物におけるカビ菌による病害の一つです。
葡萄だけでなくほとんどの植物に繁殖する恐れのある病害で、生きた植物にしか発生することはなく、症状としては葉や果実が白い粉状胞子に覆われ、光合成の阻害や生育不良を促すといったものがあります。
温暖で湿度が低い地域で発生しやすく、北米大陸での発生から、1855年のボルドをーはじめとするヨーロッパ各地で深刻な被害をもたらしました。予防策としては開花時期に硫黄系薬剤を撒布するといったものがあります。