ネゴシアン・マニピュラン(略称:N.M.)とは、シャンパーニュの製造形態を表す言葉の一つで、葡萄の一部あるいは全部を栽培農家から買い付けて製造、販売を行う製造形態となっています。
一般的にフランス・シャンパーニュ地方では栽培と製造の分業がなされているため、ネゴシアン・マニピュランは国内のワイン生産量の7割を占めています。
小規模生産者も存在しますが、量的、質的な安定化のために充実した製造設備や備蓄原酒、それをまかない豊富な資金が必要となり、実際には超大手、大手による寡占状態が続いています。
仏:negociant manipulant