マンサリーニャ

西:manzanilla

マンサリーニャ(別名:マンサリージャ)とは、シェリーで最も一般的なタイプのフィノの中でも、サン・ルカール・デ・バルメーダ村で生産されているフィノをマンサリーニャと呼びます。
規定アルコール度数は15~19度で、3~10年程度の熟成期間を経るのが普通です。
通常のフィノに比べ長めの熟成を経て出荷されるものが多く、味は「やや甘口」のものから「やや辛口」のものまであり、色合いはフィノよりも淡く、風味は力強く芳醇で独特な潮の香りがあり、世界中で高く評価されています。
また、マンサリーニャの製造においては、アルバリサ土壌と呼ばれる石灰岩質土壌により、乾いた夏季でも葡萄の生育に必要な水分が十分に供給され、冷淡な海洋性気候が気温の上昇を抑えるため、栽培や醸造に好影響を与えているとも言われています。
1781年にはすでにマンサニーリャという名前を掲げているワインがあったことが確認されていました。
 

 

 

 

 

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