マロラクティック発酵

英：malolactic fermentation
仏：fermentation malolactic

マロラクティック発酵とは、葡萄に由来するリンゴ酸と乳酸を二酸化炭素に分解する作業を指します。
ほぼすべての赤ワインと白ワインで行われている発酵で、厳密には発酵はしていませんが、慣習的に発酵と呼ばれています。
また乳酸発酵、後発酵とも呼ばれています。

マロラクティック発酵の効果

マロラクティック発酵にはこれらの効果があります。

1. 酸味を和らげてまろやかにする
2. 酒質に複雑性を増加させて芳醇にする
3. 瓶詰め後に乳酸菌が増殖するなどの恐れがなくなる。