砂利質土壌

砂利質土壌とは、小石や砂などが混ざった砂利で形成されている土壌です。
非常に排水性が高く、また太陽光も反射しやすいため日照量が得られやすく保温力にも優れているため、晩熟のブドウが熟しやすいという特徴があります。
また、砂利の下に粘土質などの土壌があると地下水を蓄えた保水力の高い帯水層を形成します。

フランス・ボルドー地方のメドック地区では標高が低いため、地下水との距離を少しでも遠くしようと砂利小丘にブドウ畑を設けています。

砂利質土壌は熟しにくいカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培適地とされており、ボルドー地方の「右岸と左岸」でいう左岸のガロンヌ河上流におけるサンテミリオン地区の一部にも砂利質土壌があり、世界的にも有名なカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培地となっています。

 
[英]gravel
[仏]gravier
[伊]ghiaia
 

 

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