フランチャコルタとは、瓶内二次発酵で造られるD.O.C.G.規格のイタリアを代表するスパークリングワインです。
フランスのシャンパーニュに次ぐ品質と世界的にも認められており、イタリア・ロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方でのみ生産されています。
フランチャコルタは最低瓶内熟成期間18か月を要し、また原料にはシャルドネ種、ピノ・ビアンコ種、ピノ・ネロ種のブドウ品種のみしか使用することが認められておらず、さらにロゼのフランチャコルタはピノ・ネロ種を15%以上使用しなければなりません。
1995年にD.O.C.G.に昇格し、スパークリングワインとシャンパーニュの中間のランクに位置するとされ、近年では女性向けのスパークリングワインとしての傾向が強まっています。
フランチャコルタの名称の由来は、土地の名前、ワインの名前、製造方法の名前など様々な説があり、また、原料が白ブドウ品種のみのフランチャコルタは通称「Saten」(サテン)と呼ばれています。
カ・デル・ボスコ社、ベッラヴィスタ社が生産するフランチャコルタが有名で、非常に人気があります。
[イタリア語]franciacorta