エフイヤージュとは、8~9月の夏季において果粒が色付き始めるヴェレゾンの時期に、余分な葉を摘み取る「除葉」・「摘葉」作業を指します。
エフイヤージュの目的は、主に風通しを改善・葉の日照量を増加させることが目的とされ、風通しを改善することでカビの発生を防ぎ、日照量を増加させることで『フェノール化合物』の成熟を促進させ色付きを良くするという効果があり、エフイヤージュをしっかりと行わなかった場合には「青ピーマン」のような青臭いワインになってしまう恐れがあることが知られています。
しかし、過剰にエフォイヤージュを行ってしまった場合には、激しい日光が当たるなどしてブドウが痛んでしまうこともあるため慎重に行う必要があります。
[英語]leaf thinning
[フランス語]effeuillage
[イタリア語]sfogliatura