英:downy mildew
仏:mildiou
ベド病とは、糸状菌の一種によって引き起こされる病害の一つで、ベトッとした状態になることから命名されました。
葉などに褐色の斑点が浮かび、裏面に羽毛状の白いカビが発生します。湿度の高い地域で発生しやすく、1978年にヨーロッパで発見されました。
植物の種類によって病原菌が異なり、発生状況も異なりますが、落花や落葉、落果を引き起こし葡萄や野菜に大きな被害をもたらします。
ベド病はボルドー液や有機硫黄剤などの殺菌剤の撒布や水はけ、痛風や採光を改善することが予防において重要となります。