シャトー・ラフィット・ロートシルト
仏:Château Lafite-Rothschild
シャトー・ラフィット・ロートシルトとは、フランス・ボルドー地方の五大シャトーの一つにも数えられているメドック地区ポーイヤック村にある著名なボルドーワインのシャトーの名称、および同シャトーが生産する赤ワインの銘柄の名称です。現在メドック地区に四つ(シャトー・ムートン・ロスシルドを除く)ある第1級格付けワインの中で、シャトー・ラフィット・ロートシルトはその筆頭格に位置し、世界最高峰のボルドーワインと言われればシャトー・ラフィット・ロートシルトのボルドーワインを指します。。
日本で知られている「ロートシルト」の名は「ロスチャイルド」のドイツ語風の読みで、日本ソムリエ協会では「ロッチルド」もしくは「ロートシルト」とルビを振っています。他に「ロスシルド」とも説明されることもしばしばです。ただしシャトー・ラフィット・ロートシルトの運営主体であるDBR社では「ロートシルト」という日本語表記を採用しており、なお、現在シャトー・ムートン・ロートシルトはロスチャイルド家の別の系統の一族が所有しています。