樽香

英:casky taste
仏:goutde fut

樽香とは、樽でワインを熟成させた際に生じる香りのことで、一部の赤ワイン白ワインではこの樽熟成を行うことで樽香を発生させ、個性や高級感を生み出し、差別化を図っています。新樽を用いた場合は、ヴァニリンを多く含むためヴァニラの香りが強く現れます。
一方古樽を用いた場合は、熟成の年数、原料により独特の香りが生まれます。
また材質的には、アメリカンオークフレンチオークに比べオクタラクトンを多く含むため、ココナッツミルクのような甘い香りが強く発生し、代表的なものにはアメリカ・カリフォルニア州のジンファンデルがあります。

 

 

 

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