プショネとは、コルクにつくカビが塩素系消毒剤と反応しトリクロロアニゾールに変化することによりワインについてしまう、カビやキノコ、薬品のような不快な臭いです。(自然の状態でも発生することがあります。)
塩素系消毒剤はコルク製造時に漂白剤を用いるため使われている薬品です。
コルク臭やコルキーとも呼ばれており(また、トリクロロアニゾールの頭文字をとりTCAとも)、約2~3%の割合でこのブショネが発生するとされています。
コルク臭は見た目ではわからないのですがテイスティングや、抜栓したコルクの嫌な臭いで気づくことができます。
近年ではブショネや環境などへの配慮から、コルクの採用を取りやめてスクリューキャップを採用するメゾンが多くなっています。
[英語]corked/corky
[フランス語]bouchonné
[イタリア語]sapore di tappo