収れん作用

 

英:astringent
仏:astringence

収れん作用とは、人体の組織や血管を縮める作用で、ワインでは主にタンニンを口に含むことで起こる作用です。
タンニンにより口腔内の組織が収れん作用を引き起こし、渋みや苦みを感じるとされています。
熟成を経るにつれタンニンやアントシアニンなどのポリフェノールが重合し、色調の変化と一緒に収れん作用も弱まってゆき、なめらな質感になります。

 

 

 

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