収れん作用 21 8月 英:astringent 仏:astringence 収れん作用とは、人体の組織や血管を縮める作用で、ワインでは主にタンニンを口に含むことで起こる作用です。 タンニンにより口腔内の組織が収れん作用を引き起こし、渋みや苦みを感じるとされています。 熟成を経るにつれタンニンやアントシアニンなどのポリフェノールが重合し、色調の変化と一緒に収れん作用も弱まってゆき、なめらな質感になります。