チャレッロ
チャレッロの早見表
分類 | 白ブドウ |
原語 | xarello |
シノニム | パンサ・ブランカ(Pansa Blanca) |
主な生産地 | スペイン |
有名なワイン | カヴァ |
特徴 | 爽やかで豊かな香り、適度な酸、フルーティ |
チャレッロの概要
チャレッロは主にスペイン・カタルーニャ地方中部、バルセロナ北東の地中海沿岸に位置するアレーリャで主に栽培されている白ワイン用ブドウ品種で、パンサ・ブランカとしても知られています。また、発泡性ワインのカバの生産におけるMacabeoマカベオ、Parelladaパレリャーダと並ぶ、3大主要品種のひとつです。
スペインへはギリシャ人などの地中海を航行する船によって運ばれ、ローマ人によって栽培とワイン造りが広がった品種で、病害にも強いために安定した生産性をもっています。
チャレッロの特徴
チャレッロはは金色に近い黄色をしており、房が小さめで皮が厚く、果皮を口に含めば甘さを感じます。チャレッロは、爽やかで豊かな香りを持ち、適度な酸、フルーティでコクのあるワインを生み出します。通常は単一ではなく他品種とのブレンドに用いられる事が多い品種ですが、単一で白ワインを造るとボディがしっかりしており、わずかに渋味を感じることもあるが、理想的なアルコール度数に達します。