パレリャーダ
パレリャーダの早見表
分類 | 白ブドウ |
原語 | parellada |
シノニム | 無し |
主な生産地 | スペイン・カタルーニャ地方 |
主なワイン | カヴァ |
特徴 | 適度な酸、熟したアロマ、花の香り |
パレリャーダの概要
パレリャーダはスペイン・カタルーニャ地方に古くから根付いてきたこの地方の白ワイン用土着ブドウ品種です。
19世紀末に、カバのメーカー「コドルニュ」のホセ・ラベントスによって、高品質なカバには欠かせない品種として採用されるようになった。主として標高300~600メートルの土地で栽培され、芽吹きが早いためにしばしば霜に遭いやすく、栽培が難しい品種でもある。
スパークリングワインのカバの生産にMacabeoマカベオ、Xarel-loチャレッロと共に広く使われています。
パレリャーダの特徴
遅く熟す品種だが、収穫時の果皮はまだ緑色をし、酸度もしっかりしている。花の香りに富み、カバに優雅さや柔らかさを付与します。単独でも白ワインを造る生産者が増えてきており、やや熟したアロマを感じさせますが、ボディのしっかりした白ワインとなります。
また、涼しい気候で栽培されると、青リンゴの風味を持つ爽やかな優れたワインを造ります。