パロミノ
パロミノの早見表
分類 | 白ブドウ |
原語 | palomino |
シノニム | フランス:リスタン(Listán)種、南アメリカ:Fransdruif種・ホワイト・フレンチ(White French)種 |
主な生産地 | スペイン、フランス。南アメリカ |
主なワイン | シェリー |
特徴 | 甘みや酸味に乏しく、シェリー以外には適さない |
パロミノの概要
パロミノ種は主にスペインで栽培されている白ワイン用ブドウ品種です。
スペインではパロミノ・フィノ、パロミノ・バスト、パロミノ・デ・ヘレスの3種類に分けることができ、シェリーの主品種となるのはパロミノ・フィノとされます。
スペインではガリシア州やカスティーリャ・イ・レオン州、カナリアス諸島(当地ではリスタンと呼ばれる)等の地域で栽培されているが、最も真価を発揮するのはアンダルシア地方DOヘレスでの栽培とされており、その土壌は石灰質(アルバリサ)を大量に含んでおり、シェリー酒の個性を造るための大切な要素となっています。
パロミノ種は成熟が早く、小粒でワインにビター・アーモンドのフレバーを与えます。
パロミノの特徴
パロミノ種産のワインは酸味・甘みともに低く、酒精強化ワインであるシェリーには適しているものの、人工的な酸化を行わない限りスティルワインとしては低品質となってしまいます。