マルベック
マルベックの早見表
分類 | 黒ブドウ |
原語 | Malbec |
シノニム | Côt コット(仏)、Auxerrois オーセロワ(仏/カオール |
主な生産地 | アルゼンチン、フランス |
主なワイン | 黒ワイン |
特徴 | 非常に色が濃い、タンニンが豊富、香りが強い |
マルベックの概要
マルベックは主にアルゼンチンやフランスの南西地方カオールを中心として栽培されている赤ワイン用土着ブドウ品種で、カオールでは「コット」、または、「カオールの黒」と呼ばれています。
1990年頃から話題になった「フレンチパラドクス」で注目されたポリフェノールの含有量が最も高く、「健康」をうたったぶどうジュースやワインには、この品種が多く使われている。
マルベックの特徴
マルベックは数あるブドウ品種の中でも特に特徴があり、まず、果皮が厚いため、ワインは俗に「黒ワイン」と呼ばれるほどに色が濃いことや、非常にタンニンが豊富であること、また、若いワインでは、ブルーベリーのアロマまたはヴァイオレットのアロマと表現される、果実の香りというよりも、花や化粧品を連想させる強い香りを持つという特徴があります。