グルナッシュ
グルナッシュの早見表
分類 | 黒ブドウ |
フランス語 | Grenache |
別名 | ガルナチャ(Garnacha:スペイン) |
主な生産地 | 世界各地で栽培されているが、主にスペイン |
有名ワイン | リオハ(スペイン)、カンノナウ(イタリア)、シャトーヌフ・デュ・パプやタヴェル(フランス) |
特徴 | 土壌を選ばず、病虫害にも強い |
グルナッシュの概要
グルナッシュはスペイン・アラゴン地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。現在ではフランスやオーストラリアなど多くの産地で栽培されており、南フランスのローヌ、ラングドック・ルーション地方ではグルナッシュと呼ばれる。オーストラリアでもローヌ系品種としてシラーズに次ぐ面積で栽培されています。世界全体では40万haと赤ワイン用品種では最大の栽培面積があり、同時に世界中で最も栽培されているワイン用ブドウ品種です。その内24万haの栽培畑がスペインにあります。
スペインでは主にアラゴン、ナバーラ州、トレド県での栽培が盛んです。
ガルナチャの特徴
干ばつや強い日射、強風にも耐え、土壌を選ばず、病虫害にも強いなどのメリットがあります。 生育はテンプラニーリョよりも2週間遅いですが、中くらいの房を大量につけ、色づきが完了すると急激に成熟に達っします。グルナッシュは長い間評価されておらず、かつて南仏で水代わりに飲まれていたワインがグルナッシュでしたが、最近は研究も進み、現在ではスペインのリオハや、フランスのシャトーヌフ・デュ・パプやタヴェル、イタリアのサルデーニャ島で作られるカンノナウなどの高級ワインも、グルナッシュ単体や主体にして多く造られています。