テイスティングのワイン用語一覧 - 7ページ目 (8ページ中)

05 8月

ブーケとは、成熟と熟成の間に形成されるワインの香りの総称を指し、「熟成香」「よい香り」「芳香」と表現されるワイン用語です。第１のアロマ、第２のアロマの酸化から起こる変化によって生じる複雑な香りで、樽熟成や瓶熟成などの段階で生じる香りから、デカンタやグラスに移した後に...

05 8月

マディラ臭とは、マディラではない一般的なワインから感じ取れるマディラの香りのような不快臭です。世界三大酒精強化ワインの一つである「マディラ」は特徴的な香りを持ち、その香りはキャラメルのような甘ったるい香りで、多くのファンから好かれている『いい香り』に分類されています...

04 8月

ブティックワイナリーとは、1970年代のアメリカ・カリフォルニア州で使われるようになった言葉で、少量高品質のワイン造りを目指しているワイナリーのことです。ブティックワイナリーのブティックという言葉はフランスの「小さな店」を意味するブティックから由来しているとされてい...

02 8月

パニエとは、ワインのテーブルサービスの際に横に傾けて置いておくための金属製のかごのことです。パニエはワインバスケットとも呼ばれ、通常は横に寝かせて保存された赤ワインに使われます。熟成された古いワインや澱が多いワインなどをグラスに注ぐ際にボトルを立てた状態から注ご...

02 8月

エチケットとは、日本語でワインのラベルのことを指します。イタリアではエティケッタと呼ばれています。エチケットはそのワインの品質保証を表し、銘柄、収穫年、生産者、生産地、容量、アルコール度数などが記載されます。通常は紙製で、希望すると生産元から受け取ることができま...

02 8月

タンニンとは、ブドウの果皮や種子に含まれる渋味成分であり、ポリフェノールの一種です。タンニン自体はブドウのみでなく他の植物にも存在している水溶性化合物で、一般的にタンパク質を凝固させる働きを持ちます。タンニンは長期熟成タイプの赤ワインに欠かせない重要な要素で...

31 7月

アロマティック品種とは、ブドウの香りが強い、または発酵前にワインと同じ特徴的な香りを持つブドウ品種です。アロマティック品種の代表的なものにリースニングやマスカット、ゲヴュルツトラミネール、ヴィオニエなどがあり、反対に香りが弱い品種をノンアロマティック品種と呼び、...

31 7月

アントシアニンとは、主に黒ブドウを果皮に含まれている赤紫色の色素成分です。アントシアンと呼ばれることもあり、専門家によっては区別されますが、ワインの世界では同意です。ブドウ品種ごとに差はありますが、赤ワインの赤紫色の色あいは黒葡萄の果皮に含まれるアントシアニンに...

31 7月

ヴァニリンとは、19世紀にヴァニラビーンズから発見されたことにより名づけられた香り成分です。その名が連想させる通り、バニラの香りの主成分であり、ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエの白ワインなどがこのバニラ香がするワインとして有名です。ワインにおいてこの香りが発生す...

10 7月

ヴィンテージとは葡萄を収穫した年を示すワイン用語です。語源はラテン語の「ブドウ収穫」という意味であり、収穫とワインに多様に使われています。ノンヴィンテージ（N.V）と書かれているワインもありますが、それらのワインは一般的に複数の年に収穫されたブドウから作ったワインを...