地理のワイン用語一覧 - 5ページ目 (6ページ中)

06 9月

砂利質土壌とは、小石や砂などが混ざった砂利で形成されている土壌です。非常に排水性が高く、また太陽光も反射しやすいため日照量が得られやすく保温力にも優れているため、晩熟のブドウが熟しやすいという特徴があります。また、砂利の下に粘土質などの土壌があると地下水を蓄...

06 9月

仏：grand cru グラン・クリュとは、「特級」という意味を指し、フランス・ブルゴーニュやアルザス・シャンパーニュ地方などの一部地方で認定されている優れたワインを生産している畑のことです。フランス・ブルゴーニュ地方では33件のググラン・クリュが認定され...

20 8月

砂質土壌（さしつどじょう）とは、直径0.05~2mmの『砂』が多くの比率を占めている土壌です。粒子が細かく保水力があまりないため乾燥しやすく、また雨で浸食されやすいため、砂質土壌のみに着目をしてしまえばあまりブドウの栽培に向いているとは言えませんが、気候や栽培方法に...

10 8月

英：loess 仏：lœss 黄土とは、砂塵が風に運ばれ堆積したものです。シルトと呼ばれるミクロの微粒子で形成されており、組み合わせにより、黄色や茶褐色になります。黄土は多くのミネラルを含み、保水性に優れており、黄土によって栽培された葡萄により製造された...

09 8月

英：climat 仏：clima クリマとは「気候」を意味する言葉です。ワインの世界では特徴的な「気候」をもった地域は個性的なワインを造りあげる点から、クリマはそんな特徴的な「気候」が支配する原産地として扱われます。「地名」を意味するリュー・ディが単独的...

09 8月

英：small plot 仏：lieu-dit リュー・ディとは、フランス語で「地名」を表す用語で、現地では「小区画」として認知されています。フランス・ブルゴーニュ地方のいくつかの特級生産地では一つのリュー・ディがクリマとして認められている場合もありますが、...

09 8月

英：drainage facility 仏：system de drainage 排水設備とは、葡萄畑から地下水や雨水など、葡萄の成長に余分な水分を排出する設備です。かの有名なボルドーワインを排出するフランス・ボルドー地方メドックの生産者たちは、自分の畑...

09 8月

独：erste large エアステ・ラーゲとは、ドイツ高級生産者連盟（別名V.D.P）によって選定される、ドイツ国内の最高級ブドウ畑を指すワイン用語です。エアステ・ラーゲの中でも、ラインガウ地域のエアステ・ラーゲで生産された辛口ワインはエアステス・ゲヴェ...

06 8月

カダストロとは、ポルトガルで生産されているポートワインの原料となるブドウ畑の格付け制度です。ポートワインは世界三大酒精強化ワインの一つとされ、ポートワイン用ブドウ品種を栽培する地域は1756年に原産地法でDOCポートに指定されています。（これは『世界最初のワイン...

02 8月

テラロッサとは、イタリア語で「赤い土」を意味する、赤い色をした土壌です。（テラは土壌、ロッサは赤という意味）概要は「石灰岩」の風化により生じる土壌のことを指し、石灰に含まれる炭酸カルシウムが溶け出し、あとに残った鉄分が酸化するために土の色が赤紫色となります。テラ...