葡萄の早摘み

英:early harvest 仏:vendange precoce 早摘みとは、葡萄が完熟する少し前に収穫をすることです。早摘みされた葡萄は遅摘みされた葡萄とは反対に、酸味に富み、糖度が低いことが特徴です。なので早摘みワインは遅摘みワインとは反対に甘みが少なく...

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棒仕立て

英:moselle 仏:culture en foule 棒仕立てとは、一本の樹に一本の杭をあてがい、左右から2本の枝を主幹に添えた杭を中心にハート形に縛りつける整枝方法です。 これは作業をする人にメリットがある整枝方法で、垣根仕立てだと作業が困難な傾斜でも、...

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葡萄の遅摘み

英:late harvest 仏:vandanges tardives 葡萄の遅摘みとは、葡萄の糖度を高めるために、あえて収穫時期を遅らせることを指します。 葡萄の収穫時期を遅らせるにつれ、ワインも甘くなり、さらに遅らせると葡萄が貴腐化して貴腐ワインが出来...

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ヴァンダンジュ・アン・ヴェール

ヴァンダンジュ・アン・ヴェールとは、夏季において色付く前のブドウの房をいくつか切り落とす作業です。 フランス語の言葉で他に「ヴァンダンジュ・ヴェールト」とも呼ばれており、英語ではグリーンハベストと呼ばれています。 ヴァンダンジュ・アン・ヴェールの目的は、残った果房に...

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エフイヤージュ

エフイヤージュとは、8~9月の夏季において果粒が色付き始めるヴェレゾンの時期に、余分な葉を摘み取る「除葉」・「摘葉」作業を指します。 エフイヤージュの目的は、主に風通しを改善・葉の日照量を増加させることが目的とされ、風通しを改善することでカビの発生を防ぎ、日照量を増加...

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夜間収穫

夜間収穫とは、その名の通り夜間にブドウの摘み取りを行うことです。 暖かい地域では昼間など温度が高い内にブドウを収穫すると発酵の適温より温度が高いため発酵が進んでしまい、果皮からタンニンが抽出され渋味が強くなったり、アロマ成分が失われてしまうなどのデメリットがあり、冷却...

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レインカット

レインカットとは、ブドウ樹から地面をビニール製のシートで覆うことによって、降雨によるブドウへの影響を低減させる技術です。 レインカットにより、ブドウの果粒が吸い上げた水分で割れる「裂果」などの症状を防いだり、降雨からブドウを守り、適度な地面の乾燥状態を維持できるなどの...

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有機栽培

有機栽培とは、科学的に合成された科学肥料や除草剤、殺虫剤、抗菌剤などの農薬(ボルドー液を除く)を一切使用せずに自然の状態でブドウを栽培することです。 規制が厳しい順から「ビオ・ディナミ」、「有機栽培」、「リュット・レゾネ」となり、これは中間に該当します。 1991年...

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ボルドー液

ボルドー液とは、ボルドーで開発された「ブドウ樹病害防除薬剤」と呼ばれる農薬です。 ボルドー液は1885年、当時フランスボルドー大学教授のピエール・ミラルデ氏により開発され、日本でも1897年ごろから活用されるようになりました。 「硫酸銅溶液」とも呼ばれており、その名...

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フィロキセラ・ヴァスタトリクス

フィロキセラ・ヴァスタトリクスとは、土の中のブドウ樹の根に付いて樹液を吸い、やがて枯死に至らせる北米大陸東岸を原産とする昆虫(寄生虫)です。正式名をブドウネアブラムシといい、体長は1mmほどで、1859年に命名されました。 19世紀後半、ブドウの品種改良のためにヨ...

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