パスリヤージュ

英:raisining 仏:passerillage パスリヤージュとは、収穫した葡萄を藁の莚(むしろ)の上で乾燥させる作業のことを指します。 葡萄を乾燥させることで水分を蒸発させ、糖度や風味が上がり、しっかりとした味を持つワインが出来上がります。 イタ...

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酸化防止剤

英:antioxidant 仏:antioxydant 酸化防止剤とは、ワインの酸化を防ぐための添加物です。 酸化防止剤には亜硫酸カリウムなどの亜硫酸塩が使用され、二酸化硫黄を発生させるため二酸化硫黄と呼ばれています。ワインの製造の内、圧搾時や熟成時など様...

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シェ

シェとは、発酵後のワインを貯蔵する倉庫で、樽熟成庫や樽庫とも呼ばれています。 同じ樽熟成庫でもカーヴは地下に建造されているのに対し、シェは地上に設置しています。 シェは外気温の影響を受けやすいものの、地下水や洪水などの災害が多い地域ではシェが親しまれています。フ...

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かもし/浸漬

かもし(別名:浸漬 しんせき)とは、赤ワインの製造工程において、果皮や種子を果汁に漬けるすることで、果皮や種子から果汁に成分や色素を抽出させる作業です。 かもしは別名マセラシオンとも呼ばれています。 発酵温度が高いほどかもし期間は短くなり、逆に温度が低いほどかも...

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カンテイロ

カンテイロとは、世界三大酒精強化ワインの一つであるマディラの中でも、高級なマディラを生産するために用いられる過熱熟成倉庫のことです。 カンテイロは、天窓を備えた薄い屋根を備えており、屋根に近いほど熟成は早く進み、屋根から遠い地面に近いほど熟成はゆっくりと進みます。 ...

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除梗

ひら:じょこう 英 :dostemming 仏 :elaflage 除梗とは、葡萄の果梗を除去する作業を指し、回転式の放射状の棒により、自動で果粒と果梗が分離されてゆきます。 除梗をする意味ですが、もろみをを発酵槽に移す際に、ポンプを用いた場合に果梗が傷...

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トランスファー方式

トランスファー方式とは、スパークリングワインの製造方法の一つで、瓶内二次発酵によって瓶内で二酸化炭素を発生させた後、ワインを加圧した耐圧タンクに移し、冷却やろ過によって澱を取り除いて再びボトル詰めを行う方法を指します。 この方法の醸造手順としては「アルコール発酵」...

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清澄剤

清澄剤とは、ワインの清澄工程における、ワイン内の浮遊固形物を吸着させて沈殿させる作用のある物質です。 代表的な清澄剤には卵白やベントナイト、ゼラチン、カゼインなどがあり、それぞれ用途別に使い分けますが、中でも卵白は卵白内のアルブミンというタンパク質がタンニンを吸着させ...

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清澄

清澄(せいちょう)とは、発酵後のワインの貯蔵や熟成中に浮遊固形物を取り出し、濁りを除いて透明度の高いワインにする作業を指します。 清澄化ともよばれ、赤ワインは卵白やタンニン、ゼラチン、白ワインならばベントナイトやカゼインなどの清澄剤をワインに添付して2か月ほど待ち、清...

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ルミュアージュ

ルミュアージュとは、シャンパーニュの製造工程における瓶内二次発酵の後に、瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業を指し、日本語では「動瓶」や「滓下げ」と訳されます。 従来のルミュアージュでは、瓶を指し込む穴を持つ『ピュピトル』という専用台を用いた手作業で5~6週間かけ...

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