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【ギリシャ】テッサリア地方

【ギリシャ】テッサリア地方

テッサリアは、ギリシャ中部の地域名であり、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリエス(地方)のひとつです。
テッサリア地方は、ギリシャの脊梁であるピンドス山脈の東側に位置し、東はエーゲ海に至る。北は地理的なマケドニア、南は中央ギリシャ地方と接する。西にはイピロス地方、西南には西ギリシャ地方と接し、ピンドス山脈やアヘロオス川が境界線となっています。

 

 

テッサリアとワイン

テッサリアの平地は山に囲まれ、海からもそう遠くなく、ブドウ栽培に適しています。ラプサニやアンピアロスなど3種類のO.P.A.Pワインが生産されており、テッサリアのワインは、主に白・ロゼ・赤全てロディティス種、サヴァティアーノ種と地元で用いられる品種で造られています。
オリンポス山の南東側の麓、テムピ平地の南の海抜300~500mの場所でラプサニの赤O.P.A.Pが生産されます。
少し南に下がったアグラファの標高250mから600mの場所では、赤・辛口のラプサニPO.P.A.P。海に近いアンヒアロス地域では辛口の白ワイン、アンピアロスO.P.A.Pを生産しています。
テッサリアのワインは、白・ロゼ・赤全てロディティス種、サヴァティアーノ種と地元で用いられる品種のコンビネーションです。ラプサニのクラニア町では、カベルネソーヴィニォン種とメルロ種を使って特別な地元ワインを造っています。

 

 

テッサリアの有名ワイン

テッサリア ThessaliaのO.P.A.P
O.P.A.P
白・辛口、
やや辛口、やや甘口
アンヒアロス
ロディティス種50%、サヴァティアノ種50%
O.P.A.P
赤・辛口
メセニコラ
メセニコラ・ブラック種、カリニャン種、シラー
O.P.A.P
赤・辛口
ラプサニ
クシノマヴロ種80%、クラッサート種、スタヴロト種
テッサリアのトピコス・イノス
(テッサリアのヴァン・ド・ペイ)
名 前
タイプ
ぶどう品種
テッサリコス
赤白・辛口、
やや辛口
やや甘口
この地域で生産された全てのぶどうから
クラニャス
白・辛口
シャルドネ
赤・辛口
カベルネソーヴィニォン種、メルロ種
白・辛口
ロディティス種60%、バティキ種40%
ティルナヴス
赤・辛口
カベルネソーヴィニォン種を最低60%

 

Anchialos アンヒアロス
Rapsani ラプサニ
Karditsa カルディツァ
Tyrnavos ティルナヴス

 

 

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