逆浸透膜

英:reverse osmose membrane
仏:osmose inverse

逆浸透膜とは、水分子のような小さな分子のみを通す浸透膜を指します。
水分を除去する果汁濃縮に用いられる技術の一つで、ワインにおいては糖分や有機酸、色素、タンニンをすべて残留させることができます。
水分子を取り除く際に圧力をかけるものの、果汁を加熱する必要がなく果汁の劣化を抑えることができます。
20世紀半ばに確立し、海水淡水化や果汁の濃縮還元に用いられてきたものが、1980年代にワインに用いられる技術となりました。

 

 

 

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