クルティエ

英：wine broker
仏：courtier

クルティエとは、生産者と流通業者の取引を仲立ちする業者を指す言葉です。中立的な立場にあって両者の利害を調整する役割を務め、葡萄の作柄やロット単位でのワインの品質に関しても情報を収集し、適正な取引量を決めていくため、製造から流通に至るまでの幅広い知識が求められます。
クルティエの歴史は1322年に設立されたパリ仲介人組合にまでさかのぼり、免許制の仕事のため、空きがない場合は既得者から譲り受けて開業します。