英:saccharification
仏:saccharification
糖化とは、デンプンなどの多糖類を酸素や酸の働きにより小糖類や単糖類に分解することを指します。
穀類からアルコール飲料を製造する時に必要となる工程で、ビールやウイスキー、清酒を生成する時に用いられます。
穀物のデンプンはそのままでは発酵しないので、デンプン分解酵素アミラーゼの働きにより、発酵する糖に分解します。
ビールやウイスキーを造るときは麦の発芽時に酵素が発生することを利用し、清酒の場合は酵素を分解する麹菌を蒸し米などに植えて繁殖させます。