接ぎ木 28 8月 英:graft 仏:gerffe 接ぎ木とは、植物の芽や枝を切り落とし、同種もしくは近縁の植物に接合して育成する栽培法を指します。 根となる部分を台木、果実や花をつける部分を穂木と呼びます。 19世紀後半からフィロキセラによる被害に際して、耐性のないヨーロッパ・中東系統を穂木とし、耐性を持つ北米系統に接ぎ木する栽培が考案されました。 病害虫の防除に加えて、土壌への適応や樹勢の調整などの目的でも行われます。 一方、接ぎ木をしていない自根栽培をフランス語でピエ・ド・フランコなどと呼びます。