英:ruby port
仏:porto ruby
ルビーポートとは、ポートワインの中でも最も代表的な銘柄で、その色はルビーのような暗い赤色をしていることからこの名前が名づけられました。
ルビーポートにはドウロから運ばれたポートワインの中でも深いルビー色で、フルーティさが凝縮されており、力強いものが選ばれます。
美しいルビー色を出すために、熟成中は極力酸素との接触を少なくすることが求められ、バルセイロという大樽を使ったりステンレスタンクを使って熟成をさせます。
フルーティな香りと力強い渋みが特徴のルビーポートですが、抜栓後の酸化にはそれほど強くなく、8日から10日程度経過すると品質が落ちてくるので注意が必要です。
トゥニーポートとは違い、樽熟成が3ヶ月ほどと短めで、またルビーポルトは原料に黒葡萄を用いますが、白ブドウを原料とするホワイト・ポートがあります。
ルビーポートの中でも特別なものに、ヴィンテージ・ポートやレイト・ボトルド・ポートがあります。