砂質土壌(さしつどじょう)とは、直径0.05~2mmの『砂』が多くの比率を占めている土壌です。
粒子が細かく保水力があまりないため乾燥しやすく、また雨で浸食されやすいため、砂質土壌のみに着目をしてしまえばあまりブドウの栽培に向いているとは言えませんが、気候や栽培方法によっては良質なワインを産出します。
砂質土壌で栽培されたブドウから作られるワインは軽く繊細、マイルドで飲みやすいワインが多いという特徴があり、
砂質土壌で構成されている地域は少ないですが、フランス・ボルドー地方のシャトー・ラフィット・ロートシルトやローヌ地方にあるシャトー・ラヤスが有名です。
[英]sand soil
[仏]sableux
[伊]sabbioso