ガメイ
ガメイの早見表
分類 | 黒ブドウ |
英名 | Gamay |
シノニム | ガメ |
交配 | ピノ・ノワール種×グーエ・ブラン種 |
主な生産地 | フランス(ブルゴーニュ地方、ロワール地方) |
有名ワイン | ボジョレー・ヌーボー |
特徴 | タンニンが少なく、酸味が豊か |
ガメイの概要
ガメイは主にフランスのブルゴーニュ地方、とくに最南端のボジョレー地区で多く栽培されている赤ワイン用ブドウ品種です。
豊産で、ワイン用ぶどうとしては大粒なため、ワインの色調は明るく、タンニンはやや乏しいですが、その代わりに酸味が豊かで、フレッシュでさわやかな香味を持ち、ボジョレー・ヌーヴォーの原料ぶどうとして知られています。
ボジョレーワインには、クリュ・ボジョレーと呼ばれる10年程度の熟成に耐えるものもあるが、多くは熟成には向かず、2~3年のうちに飲んだほうがおいしいとされています。
フランス国内のロワール地方やラングドック・ルーション地域圏、東欧、トルコなどでも一部では栽培されているが、生産量は少ないのが現状です。
ガメイの特徴
ガメイを用いたワインは、タンニンが少なく酸味が豊かなため、軽快でさわやかな赤ワインに仕上がります。渋味の少ないフルーティな味わいが特徴のブドウで、ボージョレーと名の付く、ボージョレー・ヌーボーが有名です。
おすすめのガメイワイン
こちらは、クリュ・ボージョレのガメイ種を主体に、ピノ・ノワール種をアッサンブラージュした『ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ』。みずみずしい果実味が感じられ、ほのかに樽香があり、甘い果実やコショウのニュアンスがあります。
価格も2000円以内とお手頃で、十分に満足できる一本です。